仙台日本酒サミット2019 1位 サミットではプロによるプロのための品評会が行われ、全国約80軒の先進地酒蔵の代表者(蔵元や杜氏)と、全国各地の有力地酒販売店約100店の代表者が参加します。
全国の酒屋が「今一番売りたい酒」と認めたお酒がこの「みむろ杉 Dio abita」です。
<ましだやコメント> マスカット様の繊細な立香。
果実味のある芳醇な甘さと、ほのかに柑橘を思わせる酸味が適度にありバランスが良い。
余韻はさらりとした軽快なもので、爽やかな吟醸香が残り香として感じられ心地よい。
全体としてはライトであるが、含んだときに感じるボディはそこそこある。
低アルコールだから飲み口が良い、というだけでなく、ある程度の飲みごたえは確保されているのが好印象。
流石仙台サミット一位と言うべきか総合的にみて非常に優れた酒であることは疑いようもなく、タイミングや場所を選らばず万人にお勧めできる逸品。
原材料 原料米 精米歩合 日本酒度 酸度 アミノ酸度 使用酵母 アルコール分 米(国産)・ 米こうじ(国産米) 山田錦100% 60% - - - - 13%奈良県・みむろ杉 ■醸造元/今西酒造株式会社 ■酒造り発祥の地「三輪」に残る唯一の酒蔵 今西酒造株式会社は、江戸初期(万治3年・1660年)の創業以来、酒の神が鎮まる地、奈良県桜井市三輪で350余年続く造り酒屋で、酒の神様、三輪の大神神社に奉納するお酒を造り続けてきた蔵元。
ご神体三輪山の伏流水と地元のお米にこだわって仕込みを行なっています。
■大神神社(おおみわじんじゃ) 酒造りは三輪(みわ)の地から始まったと云われています。
酒造りを話す上で欠かせない場所がここ三輪にある大神神社です。
大神神社は日本最古の神社で、本殿を持たず、三輪山をご神体として祀っている神社です。
三輪山は古来から「三諸山(みむろやま)」と呼ばれ「うま酒みむろの山」と称されるは「みむろ・・・実醪」すなわち「酒のもと」の意味で、酒の神様としての信仰からの呼び名であるとも云われています。
そのため毎年11月14日には大神神社に全国中から蔵元・杜氏が集まり「醸造祈願祭(酒まつり)」が行われます。
■杉玉発祥の地「三輪」 酒蔵の軒先に吊るされている「杉玉」は大神神社から全国の酒蔵に届けられています。
その証に杉玉の下に吊るされている札を見ると、全国どこの酒蔵でも「三輪明神・しるしの杉玉」と書かれています。
ぜひ酒蔵にいかれた際はご覧下さい。
尚、杉玉は「新酒が出来ましたの合図」です。
新酒が出来た頃に「青々とした杉玉」が吊るされ、一年かけて徐々に茶色になっていきます。
それが酒の熟成具合といわれています。
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